興津眞紀子氏インタビュー
・・・テーマは「光と水のハーモニー」ですか。
以前から透明でキラキラ輝くきれいなものを表現したいという気持ちがあります。興味を惹かれるのは、水であったり光であったりするので捕らえどころはないんですが、学生時代に割れたガラスを描いた時から続いているように思います。ただ、特に光を意識したのは去年の二人展以降なんです。
・・・二点並んだP50号の「green tone」や「blue tone」は、水の底に沈んだ都市から、泡となって生命が再生してくるようにもみえますね。
ご覧になる方は、それぞれ感想を持たれると思いますが、私自身としては、描きながらいろいろなことを発見していく感じです。
・・・光に溢れた画面を見つめていると、植物に光が必要なように、人も光なくしては生きていかれないのではないか、光に希望を見いだすといいうか・・・そんな感じを受けました。
人はいつも光に希望を託しますものね。光と水とそれを取り巻く空気感、透明でピュアなニュアンスが感じられるような作品が描ければと思っています。
〜28日(土)まで。
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