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恒松正敏展
TSUNEMATSU MASATOSHI
−映画「白痴」の仕事−
1999年9月6日(月)〜18日(土)
AM11:00 - PM6:30 (日曜・祭日休廊)
オープニングパーティー9月6日(月) P.M. 5:00 - P.M.7:00


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映画「白痴」(手塚眞・監督/坂口安吾・原作−本年11月澁谷シネパレス他にて全国ロードショー公開)の為に制作、撮影に使用したタイトル画、襖絵、屏風絵、掛軸、石等を展示致します。

あわせて新作ドローイング展「FACE-VISION」
GT2
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お問い合わせ e-mail - gtsubaki@yb3.so-net.ne.jp


空襲の地獄絵を背景に、<絶望と希望><破壊と再生><孤独と愛>を
圧倒的な映像美で描ききる究極のラブストーリー

原作・坂口安吾 監督・手塚眞


お問い合わせ
 映画「白痴」製作実行委員会
03-3374-7633
株式会社 P2
03-3219-3231
ホームページ
http://www.neontetra.co.jp/hakuchi/

◆ストーリー◆
 過去か未来かわからない不思議な日本、戦争が継続している一方で、テレビなどの最先端メデイアも存在する。
映画製作を志す伊沢(浅野忠信)は場末の路地裏に下宿している。娼婦やスリ、大陸浪人たちが自堕落な生活を送る路地で、隣に住む気違いの木枯(草刈正雄)とその妻、白痴のサヨ(甲田益也子)の自然な生き方に、伊沢は人間らしさを見いだしていた。
TV局“MEDIASTATION”にADとして勤めている伊沢は、戦意高揚番組と安直な歌謡番組ばかりの仕事に辟易している。現場はカリスマ的アイドル、銀河(橋本麗香)のサデイステイックな言動に振り回されていた。
伊沢はただ一人、銀河のわがままを超然と受け流していたが、かえってそれが銀河を刺激する。銀河の画策で身も心も打ちのめされる伊沢。
 そんなある日、伊沢の部屋にサヨが忍び込んでくる。その夜から、二人は秘密の生活を送り始める。戦争にも仕事にも疲れ果て自殺願望にとりつかれていた伊沢にとって、サヨの存在だけが救いであり、安らぎだった。しかしついに伊沢の住む路地の上空にもB29の編隊が現れる。激しい爆撃に崩れ落ちる街。逃げまどう人々。伊沢はサヨの手を取り、燃えさかる炎をくぐりぬける。その恐怖の限界の中で二人が見たものは・・・・・・・

◆原作と映画の設定◆
原  作
映  画

時 代
昭和20年代
東京大空襲
「過去でも未来でもない日本」
戦争が継続中
     

主人公
新聞記者上がりの「文化映画」演出助手
芸術模索中
新聞記者上がりのTV芸能番組AD
芸術映画を模索中
     

舞 台
路地裏 昭和20年代風路地裏(住居)
近未来的TV局(職場)
     

登場人物
主人公+白痴+路地裏の人々 主人公+白痴+路地裏の人々+TV局の人間+アイドル"銀河"


◆キャスト◆
伊沢:浅野忠信 仕立て屋:藤村俊二 落合:原田芳雄
サヨ:甲田益也子 仕立て屋の妻:江波杏子 宇津木:小野みゆき
木枯:草刈正雄 アキ:あんじ 編集局長:岡田眞澄
銀河:橋本麗香 イザリ:泉谷しげる 編集部長:筒井康隆
  巡査:伊武雅刀 吉田:松岡俊介

◆スケジュール◆
1998年5月23日 クランクイン(東映東京撮影所、新潟県、群馬桐生市で撮影)
     8月22日 クランクアップ
1999年2月    完成
     11月上旬 松竹により全国公開予定


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