山田啓貴 展 〜空と存在〜

2006年10月2日(月)〜10月7日(土)

a.m.11:00〜p.m.6:30(最終日p.m.5:00・日曜休廊)

山田啓貴 展 〜空と存在〜

ギャラリー椿GT2

〒104-0031 東京都中央区京橋3-3-10 第1下村ビル1F

『自然』という現象を捉えるということ

―それは限り無く主観的で、何ものにも左右される事があってはならないコト―

『描く』という方法で、画面に現れていく世界。

―『描く』以前に『見る』ことによって現象を捉えることがとても難し く、楽しい―。

世界を構築していくエレメント達、頭の中で存在する事はできていても、認識されることはないモノたち。

そんなモノたちが、恒久的に現象として、ソコ(ソコという現象)にあり続ける様を表現する。

 

今回の展覧会では、心地よい空間、懐かしい空間、見てみたい空間などを自由に想像してごらんください。

『普遍的で、なんとなくだが、確かにそこに何かがアルということ。』

その意味を理解したい。

「見る」ことで感じた世界を、意識の内側で思考し、
そこで生まれる超自然的な空間を紹介したいと思います。

空(くう)なるものを、『描く(描かない)』という行為で表現する平面作品を展示します。

空間・存在に対する多様な可能性を感じていただけたら幸いです。

略歴

プロフィール
1978 北海道苫小牧市に生まれる
1996 北海道立苫小牧東高等学校卒業
2002 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業
2004 多摩美術大学大学院美術研究科修了
2004 多摩美術大学油画研究室副手として勤務
2006 現在、東京都国分寺市在住
展覧会出品歴個展
2006 「空の存在JI(THE PRESENCE OF THE SURROUNDING SPACE)(札幌時計台ギャラリー 札幌)
「空と存在」(Being and Empty)(ギャラリー椿GT2 京橋)
グループ展
1999 グループ展「011展」以降毎年
2002 東京五美術大学卒業制作展
柔らかな月たちの囁き展(アートスペース美蕾樹 渋谷)
2003 フィレンツエ賞展(雪梁舎美術館新潟)
サッポロ未来展(時計台ギャラリー 札幌)2005以外以降毎年
2004 JEWEL BEETLE 展(天理ピルBI展示場 横浜)     
Punkt展(青木画廊 銀座)
2005 6 Days6Words 展(府中市美術館ギャラリー 府中)
2006 スカラベ展(あかね画廊 銀座)

 

 

作品紹介

『虹の出る丘』

作品
タイトル 『虹の出る丘』
サイズ M100号変
技法・素材 石膏地パネル、テンペラ、油彩

『翡翠の岸』

作品
タイトル 『翡翠の岸』
サイズ M100号変
技法・素材 石膏地パネル、テンペラ、油彩

『多孔質な風景』

作品
タイトル 『多孔質な風景』
サイズ 11.0 ×11.0cm
技法・素材 パネル、テンペラ、油彩

『桃の頭』

作品
タイトル 『桃の頭』
サイズ F8号
技法・素材 石膏地パネル、テンペラ、油彩

『房越しの青空』

作品
タイトル 『房越しの青空』
サイズ F8号
技法・素材 石膏地パネル、テンペラ、油彩

『夢見の草原』

作品
タイトル 『夢見の草原』
サイズ F3号
技法・素材 パネル、テンペラ、油彩

 

左 『標高2000mの林檎』   F30号 |パネル、テンペラ、油彩
右 『甘い風景〜お湯の釜〜』   F30号 |パネル、テンペラ、油彩