GALLERY TSUBAKI ギャラリー椿 |
鈴木亘彦 Nobuhiko SUZUKIi -モノラロイド- |
ガラスやアクリル樹脂、レンズ、鏡などを用いて立体作品を制作する鈴木亘彦の新作展―モノラロイドを開催いたします。 「それは光の屈折や反射などの効果を狙い、未だ見ぬものへの実験の試みのつもりでしたが、 影や光のノイズは実態を曖昧にし、私的な「思い」のはぐらかしのようでありました。」と鈴木はいいます。 透過性のあるガラスやアクリル樹脂でつくった外見の中を覗くとまた何かが入っている、それは視覚の揺らぎや屈折、光や影をみせることに比重をおいていました。鈴木のいう「はぐらかし」に、見るこちら側は、はぐらかされたものはなんのか確かめようとします。そうすると内面に向かっていく、というような傾向の作品だったものが、今回は外側に向かう方向に意識が向くようになったのだそうです。 鈴木は展覧会に足を運んでもらうことで、「空間を体感してもらわないとわからない」それが彫刻作品、立体作品の特徴のひとつだとかんがえています。そこにあるだけで空間が支配されるような存在が彫刻だと。 その場にこなければ感じられない作品 ―空間― を是非体験して欲しいと願います。 |
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