GALLERY TSUBAKI ギャラリー椿 GT2 |
川崎広平 Kohei Kawasaki 2011年6月11日(土)−6月24日(金) |
川崎はこの光るオブジェをつくる前身は鉄の彫刻家だった。しかし鉄で造形の形を見せるというより、中の構造物をみせるほうを好んだ。
現在のスタイルであるアクリルで外見をつくり中にいれたELファイバーや、LEDで構造を見せるようになったのは自然なのだろう。 外見の造形(かたち)を作って見せることよりも「自分でいちから構造を作り上げる」ことに夢中になっていった、そして今でも虜なのではないかと想像する。 これは 川崎の宇宙 なのだろう。 透明で光るオブジェというのはそれだけで目に入りやすいし、印象に残りやすいものかも知れない。しかし彼のつくる物体は、それだけではない。生命をもって蠢いているようにみえる強さがある。 川崎は浮遊するような心持にさせてくれる不思議な空間をつくりあげた。 |
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