GALLERY TSUBAKI ギャラリー椿
小林裕児 展
2010年9月4日(土)〜9月18日(土) 11:00〜18:30 (日曜休廊)

1948年 東京生まれ、東京藝術大学油画家、同大学院修士過程終了。1984年春陽展新人賞を受賞。以後セントラル美術館油絵大賞受賞、安井賞展で、時代を描する作品を次々に発表。1987年、第64回春陽展賞を受賞し、1980年代を代表する画家となります。1989年、ベルリンの壁崩壊の年、それまでの巧緻な技法と奇想に富んだ作風を捨て、古樹やアジア原産の素材に直接ドローイングする大胆でプリミティブな手法に転換、1996年第39回安井賞受賞、画家としての評価を不動のものとしました。
また小林は音楽、ダンス、演劇などの舞台芸術に造詣が深く、その絵画は舞台の一場面をみるような躍動感にあふれています。
今回の作品展は「浸水の森」がテーマです。幻想的でドラマティックな展覧会場になるでしょう。
是非物語を想像しながらご高覧ください。
本展覧会はタブローとオブジェ新作約23点が展示される予定です。

展覧会にあわせたパフォーマンスイベントを行います。
音楽・ダンスから立体的にたちあがる「浸水の森」をお楽しみください。


◎小林裕児展企画パフォーマンス
―「浸水の森」の前で、物語とダンスそして音楽に出会う―

出演者 :
上村なおか(ダンス)、広田淳一(物語)、 斎藤徹(コントラバス)、喜多直毅(バイオリン)、佐藤芳明(アコーディオン)
日 時 : 9月7日(火)
会 場 : ギャラリー椿
開 場 : 18:30〜 開演:19:00〜
入場料 : 2000円(学生1000円)
要予約・問い合わせは、ギャラリー椿 mailto:gtsubaki@yb3.so-net.ne.jp
または小林裕児(tel.fax 048-582-2484)
yuji-kobayashi@nifty.com まで

・・・ことば
Chicago-carnivalにて
「ミモザ舟」 S12 テンペラ・油彩/パネル  2010年
アメリカ曲馬団の少女
ヴァイオリン
葦毛の夢
人形を連れた少女
「青い舟より」 91x174cm テンペラ・油彩/パネル  2010年
大きな子供の梟
大きな水差しを持った少女
白樺−曲馬
白鳥を連れて
雉のいる

小林裕児略歴

1948
東京都杉並区に生まれる
1974
東京芸術大学油画科大学院修了
1987
この年よりギャラリー椿で隔年に個展 ’89 ’91 ’93 ’95 ’96 ’98 ’00’02’04’06‘08’10‘
1995
第39回安井賞受賞
2002
日本秀作美術展、安井賞40年の軌跡展
この年より斎藤徹氏等とライブペインティングをギャラリー椿、キッドアイラックホール、岡本太郎美術館等で度々行う
2003
島屋巡回個展
2004
日本橋三越小林裕児個展、」
2005
「小林裕児の劇場展」文化村ザ・ギャラリー、梁川町民美術館「小林裕児展」

コレクション
横浜美術館、新潟県立美術館、佐久市立近代美術館、黒部市美術館、オペラシテイ美術館、モスフードサービス、社会福祉法人新生会、山の上ギャラリー等
現在 女子美術短期大学・多摩美術大学講師、社団法人春陽会会員

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