GALLERY TSUBAKI ギャラリー椿

鈴木亘彦 展
Nobuhiko SUZUKI  <ゾルとゲル―Plastic swamp>

2007年7月2日(土) 〜 14日(金)
a.m.11:00〜p.m.6:30


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今年4月にブラジル・サンパウロにて開催された展覧会と国際アートフェアでも大好評だった鈴木亘彦。
ギャラリー椿では2年ぶりの個展となる。彼がティーンエイジャーだった80年代、そこに存在していた『ニューウェイブ』な空気感。ジェリービーンズのような紛(まが)い物が存在していたポップでキッチュな世代。鈴木亘彦のつくる作品世界にはそんな世代のプラスティックな匂いがする。同時に子供が時を忘れて熱心にガラクタを拾い集め、大切に自分だけの宝物箱に収集するような懐かしさがある。展覧会のタイトルは『ゾルとゲル』。流動する状態が「ゾル」、それが半硬化し成形された状態が「ゲル」。おそらく、彼の脳の中にある「ゾル的」思考が「ゲル化」して、ひとつの作品として生まれる過程をいうのだろう。ガラスという一見硬質な素材を用いながら、あくまで「ポップでキッチュ」な作品を発表し続ける鈴木の次なる展開に期待したい。新作約20点が展示される予定。
鈴木亘彦(Nobuhiko SUZUKI)略歴

1969年 神奈川県生まれ
1994年 東京造形大学彫刻科卒業

個  展

1996年 「空」(Brasil Sao paulo/GaleriaDeco)
1997年 「透ケテ観エル」(東京/日本橋高島屋コンテンポラリーアートスペース)
「水鏡」(京都/大雅堂)
1998年 「瞳のムコウガワ」(東京/新宿高島屋)
「homegame」(東京/BunkamuraGallery ・大阪/セルヴィスギャラリー)
「Pool」(東京/GT2・ギャラリー椿2)
「空空(カラカラ)」(大阪/大阪画廊祭・大雅堂)
1999年 「ワズカナスキマサエアレバ」(京都/大雅堂)
「透かしてみれば」(福岡/ギャラリーおいし)
「空想雑考」(東京/ギャラリー椿)
「望幻鏡」(東京/NICAF'99・ギャラリー椿)
2000年 「センペンバンカ」(京都/大雅堂)
「無色」(Korea Seoul/SPA`00 Seoul市立美術館・Tabgu/Gallery Maek-Hyang)
「シエスタ」(東京/BunkamuraGallery)
「工作教室」(栃木/宇都宮 ラ・フォンテ)
「時粒」(大阪/山木美術)
「・」(大阪/Self-So art galley)
2001年 潜水夫:frogman (京都/大雅堂)
2002年 「mosquiteiro」(Brazil Sao paulo/Galeria Deco)、「OPAL」(大阪/山木美術)
2003年 「Mirrors」(大阪/T.K.ART)
「The field pond is on the desk」(東京/ギャラリー椿)  
「The mouths of the mirror」(大阪/T.K.ART)
2004年 「The field pond is on the desk.S.P」(Brasil Sao pauro/GaleriaDeco)
「The swamp of the mirror.」(大阪/T.K.ART)
「Swamp of mirror.」(東京/ROOS GALLERY 玉川高島屋SC)
「硝子もどき」(大阪/山木美術)
2005年 「机上の野池-屈折」(東京/ワコール銀座アートスペース)
「イミテーション・ゴールド-紛い沼」(東京/ギャラリー椿)
「エメラルド貯水池」(大阪/Y.Art-Gallery)
2007 ギャラリー椿

グループ展

1992年 Easy Pop Art Show<`93 `96 `00>(福井/今立町休耕地)
1995年 赤崎みま・鈴木亘彦二人展(東京/日本橋高島屋コンテンポラリーアートスペース)
Artistas Japonesose Nipo-Braslleiros contemporaneous (Brasil Sao paulo/MAC USP)
PreEvent(Brasil Sao paulo/GaleriaDeco)

1997年 Ayao Okamoto・鈴木亘彦 Tokyo-Sao paulo 二人展(東京/プラザギャラリー)
それぞれのアーティストによる腕時計とその原画展 (東京/BunkamuraGallery・大阪/ソニービル)
1998年 加藤委・高石次郎・鈴木亘彦三人展(栃木/乾ギャラリー)
酒巻洋一・鈴木亘彦 二人展(京都/京都絵画祭・大雅堂)
1999年 100点のClock&Watchとその原画展(大阪/阪急HEPFIVE)
アートランドオン150×150展(神奈川/ギャラリーアースビジョン)
Kimi Nii・鈴木亘彦 Tokyo-Sao paulo 二人展(東京/プラザギャラリー)
Xmas with ART'99(東京/BunkamuraGallery)
小川泰生・鈴木亘彦 二人展'(Brasil Sao paulo/GaleriaDeco)
2000年 浮気のかたち<`01>(京都/Gallery MARONIE・東京/ワコール銀座アートスペ一ス)
2001年 金子透・酒巻洋一・鈴木亘彦 三人展(京都/京都絵画祭・大雅堂)
「Water Planet Exhibision」(大阪/セルヴィスギャラリー)
「Water Planet Lounge」(東京/AXIS GALLERY ANNEX)
「BOX ART Exhibision」(宮城/リアスアーク美術館・新潟/新潟市美術館
・愛知/おかざき世界子ども美術博物館・静岡/静岡アートギャラリー
「GaleriaDeco 20th Anniversary」(Brasil Sao paulo/GaleriaDeco)
2003年 「Diretrizes」(Brasil Ribeirao preto SP/MARP,Casa do Culture)
2004年 「The first swamp」studio deldede exhibition <05>(東京/SAVOIR VIVRE)
2005年 「Sculptuer Symposium in Chiang Mai」(Thailand Chiang Mai/Chiang Mai University)
2007年 Artistas japoneses celebram a escultura e objeto (Brasil Sao paulo/GaleriaDeco)
Feiea internacional de arte sao paulo(Brasil Sao paulo/GaleriaDeco booth)

その他の活動 (建築・本などに関するアートワーク)

1998年 壁面作品設置―ダイセル工業 播磨研修センター エントランス(兵庫)
1999年 立体及び壁面作品設置―Hotel阪神 ロビー、カフェ(大阪)
2000年 ペアガラスワーク―茨木山水学園 Hoikuen renewal (大阪/ウーズ)
壁面作品設置―慶応大学 マルチメディアルーム(神奈川)
出版―Water Planet 01.02 参加 (gram)
光合成・光とエネルギー展 参加 (大阪/JT生命誌研究館<BRH>)
2001年 壁面作品設置―名古屋駅前献血ルーム展示室 ( 愛知県赤十字血液センター)
出版-Water Planet 03 参加(gram)
2003年 壁面作品設置-愛宕山フォレストタワー(東京)
生物学展示-立体生命誌絵巻制作設置(大阪/JT生命誌研究館<BRH>)
2006年 壁面作品設置-芝アイランドグローブタワーエントランスロビー(東京)

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