会場:ギャラリー椿 11.23tue・12.4sat 共通チケット4000yen ※電話又はメールでご予約下さい。要予約
(人数制限有り)
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上村なおか Naoka Uekura
金沢市生まれ。5才よりバレエを始める。89年より木佐貫邦子に師事。既成概念にとらわれない動きや、内的世界を身体に映し出すその表現方法に大きな影響を受ける。91年、木佐貫主宰のダンスグループneoの創立メンバーに参加。以降「季節がたみ」「天空プロジェクト」「expect」など数多くの木佐貫作品に出演する。95年より自身の身体に向かうべく、自作のソロダンスを開始。98年スフィアメックス フリンジダンスフェスティバルにて「traveling」を発表。同年、笠井叡のダンス講座に参加し、その身体観に衝撃をおぼえる。以後99年「青空(seikuu)」、00年「Spinning
Spiral Shaking Strobe(木佐貫共作)」「tinctura2」「青空vol.2」と、笠井作品に続けて出演する。一方、サイトウキネンフェスティバル(「ファウストの劫罰」小澤征爾指揮、ロベール・ルパージュ出演)、二期会オペラ(「カルメン」実相寺昭雄演出、山田せつ子振付)への出演や、笠井瑞丈を始めとする他のダンサーとの共作、詩人、写真家といった他ジャンルのアーティストとの活動なども精力的に展開している。02年度は、文化庁新進芸術家国内研修制度研修員としてコンテンポラリー、バレエ、オイリュトミーの研鑚を積む。K・身体表現教室やASIAS主宰の小学校のワークショップで指揮も務める。2003年には、第35回舞踊批評家協会賞「舞踊批評家協会 新人賞」にノミネートされる。自主企画公演として01年4月「DIVE」、02年9月「甘露」、03年11月「沈める珠」を発表。上村なおかX(エスク)代表。
齋藤 徹 Tetsu Saito
1955年10月27日東京生まれ。舞踊・演劇・美術・映像・書・邦楽・雅楽・能楽・タンゴ・ジャズ・ヨーロッパ即興・韓国の文化・アジアのシャーマニズム、様々なジャンルと積極的に交流。ヨーロッパとアジア、日本をつなぐ「ユーラシアン・エコーズ」を日本、韓国、シンガポールで開催。ポーランドでのアバカノヴィッチ(彫刻)との共同作業。ミュージックアクション(フランス)でマスタークラス、ダンスオーディションでの審査員、土方巽アスベスト館にて音と身体に関するワークショップを担当。福岡アジア美術館・岡本太郎美術館・シアターワークス(シンガポール)にて「オンバクヒタム」(マレー・中国・韓国・日本を繋ぐ黒潮)を実施。神奈川フィルハーモニックーオーケストラのために、ストーンアウト(コントラバスと3種類の箏とオーケストラの為)、タンゴエクリプス(コントラバスとバンドネオンとオーケストラの為)を作曲・演奏。上智大学非常勤講師。日本・韓国・フランス・アメリカ・カナダでCD多数制作。即興を題材としたテレビシリーズを五回担当。アヴィニヨン国際コントラバスフェスティバル、国際ベーシスト協会、リッチモンド総会、ハワイ国際コントラバスフェスティバルになど、コントラバスに関する活動を積極的に行なっている。
バール・フィリップス Barre Phillips
1934年10月27日サンフランシスコ生まれ。1962年ニューヨークに移り、フレデリック・ティンマーマンのもとでベースを習う。64年、ニューヨークフィルとの共演、ジョージ・ラッセルグループでの初ヨーロッパツアー。67年ジミー・ジェフリートリオのメンバーとして英国ツアー、マルセル・カミュ監督の映画音楽担当、マリオン・ブラウントリオヨーロッパツアーに参加、エックス・アン・プロバンスでの劇音楽担当と続き、そのままアメリカに帰ることはなかった。72年からは南仏プジョービルにある1000年前の教会を修復しそこに居を定める。ロバート・クレーマー監督の映画音楽の多くを担当、バレー音楽・現代演劇の音楽をつとめる。無伴奏コントラバスの録音は世界初、また脚本・演出・音楽すべてを一人で行なう仮面を使ったシアターピースも続けている。最近では、ポール・ブレイ、イヴァン・パーカーとのトリオ、ジョー・マレリー家との共演を継続。来日公演も多く、阪神・淡路大震災から始まったアクト・コウベプロジェクトでは欧州側代表である。近年、教育者として数多くのワークショップ(コントラバス・ダンス・即興)を行なっている。世界最大のコントラバス奏者の集まりであるISB(国際ベーシスト協会)のプレジデントとして2003年リッチモンドで900名以上が参加したコンベンションを仕切った。
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